nazeka 2022年6月札幌にオープンした写真館
ライフスタジオ札幌白石店
Instagramには、自然光を活かしたナチュラルな雰囲気の、おしゃれで可愛い写真が並びます。
nazekaでは写真の魅力だけでなく、
そこで働く”人”の魅力もたっぷりお届けしたいと思います。
あかねさん「写真を残すのは人なんですよね。
カメラが撮ってはいるけれど、シャッターを押すのは人です。
その人に撮ってもらえて、遊んでもらえて良かった。その人に出会えて良かった。
写真を撮りに来る目的が”人”であってほしいと思っています。
最初のきっかけは、お洒落だから、皆が撮っているから、何でも良いんです。
でも1番重要なのは、そこにいる”人”だと思っています。
お客さんのことを想い、お客さんのために何ができるかを悩める、情熱的なスタッフたちに会いに来たくなる写真館にしていきたいです。」
【ライフスタジオ札幌白石店】
ライフスタジオは全国に26店舗あるフォトスタジオで、札幌白石店は2022年6月にオープンした北海道初の店舗です。
関東の店舗で15年以上の経験を持つオーナーのあかねさんと、春に大学を卒業して入社したバタちゃんの2人で運営しています。
前編はフォトスタジオ作りや写真撮影にどんな想いが込められているのか、あかねさんに伺ったお話をお届けします。
後編は、あかねさんとバタちゃんの関係性や仕事・人生に対する考え方や捉え方など、よりお二人にフォーカスを当ててお届けしていきます。
あかねさん 「スタジオのコンセプトは”ママの理想を全部詰め込もう”です。
ママの理想を全部叶えてあげられるスタジオにしたい！と思ったんです。」
あかねさん「家族の中心はママなんですよね。
毎日、愛情を注いで子育てを頑張って。家族の中でママが幸せだったら、みんな幸せなんで。」
そう話すあかねさんも３歳と1歳のお子さんを持つママさんです。
「今日の朝もぐちゃぐちゃで。ギリギリでご飯を食べさせて、洋服も着替えさせないといけない。
でも仕事はこの時間だから間に合わないといけない。お母さんも仕事に行って頑張るから、一緒に頑張ろうと声をかけて、保育園に送り出してきました。」
「毎日頑張るお母さんにリスペクトの意味を込めて選びました。母の日にも撮影できたら良いなと思っています。」
あかねさん「自分も子育てをしながら、理想ではこうだったら良いなと思うけれど、現実とのギャップを感じることがあります。
本当なら可愛い服を着せてお出かけしたいけれど、子どもを連れて買い物に行くとゆっくり選ぶのも難しい。
着せたら着せたで汚さないかすごく神経を使う。」
右)くすみカラーがお洒落なオーダーメイドドレス（製作:アトリエ花みち）
衣装にもこだわりが詰まっています
あかねさん「お家で可愛く写真を飾りたいし、可愛い小物とかをセッティングしてお洒落な空間にしたいけれど、子どもたちが落としたり、投げたりしてしまう。
観葉植物を置いたら１歳の子は土とか食べちゃうんで、置きたくても置けないのが、現実ですね。」
あかねさん「家の中でも可愛い瞬間があって、写真を撮りたいこともあるんですけど、後ろに洗濯物が写ったり、洗い物がそのままだったり。
同じ様に日々子育てに追われているママさんたちへ少しでも癒しの時間を届けられる、理想を叶えられる場所にしたいと思い、スタジオを作りました。」
あかねさん「髪の毛のアレンジも、ママさんが本当は、やりたいけれどできないを叶えたくて。サービスだからと言うよりは、そのご家族に喜んでもらいたい、幸せな思い出を作ってほしいと思ってやっています。」
ライフスタジオ札幌白石店らしい撮影スタイルとは？
あかねさん「子どもは話さないけれど、こちらが何かを投げかけると、反応してくれる。
言葉がなくても小さなキャッチボールをしています。その反応する決定的な瞬間を残していくのがライフスタジオのスタイルです。」
あかねさん「例えば、スマッシュケーキの撮影をする時は、赤ちゃんの目の前にケーキを置くんです。
そうすると果物が好きな子は果物から掴んだり、
ケーキのスポンジごとひっくり返す子がいたり、
初めての感触だから控えめにツンツンしてみたり、
スプーンを両手に持ってパパさんママさんに食べさせてあげる子もいる。
そこにはその子だけの個性があって。」
あかねさん「1個のキャッチボールで、お子さんによって違う反応を、どう切り取ったら可愛いか。動作とインテリアと衣装を混ぜて写真を撮る。
笑顔はもちろん可愛く引き出します。
それ以外のその子らしい魅力も自然に引き出して、
その瞬間を残す写真を撮影しています。」
あかねさん「赤ちゃんは基本的に何をしていても可愛いんです。特に1歳の誕生日記念撮影が人気です。」
なんで1歳の誕生日が人気なんですか？
あかねさん「1歳の誕生日は人生で最初の誕生日であり、パパさんママさんにとっても、初めてだらけの子育てで1年を迎えられたことは、
大きい節目でもあるからです。
1年を振り返ってその間の出来事を噛み締めながら、
1歳の誕生日を家族みんなで楽しい思い出に残してもらいたいです。」
あかねさん「ライフスタジオでは、1歳の可愛さを残せるシチュエーションとして、スマッシュケーキ、お風呂写真、選び取りを準備しています。」
あかねさん「スマッシュケーキは、これも母目線になってしまうのですが。
最初は、おっぱいとかミルクから始まって、離乳食を食べられるようになり、自分で手づかみして食べるようになり、好き嫌いも出てくる。
食育じゃないですけど、食べることって生きる力になるし、子供が一生懸命に食べている姿は、成長を微笑ましく感じる部分でもあるので、写真に残してあげたいと思う瞬間ですね。」
「子どもの口に入るものなので優しいケーキをと考え、ライブリーデイさんにお願いしています」
✴︎ラブリーデイさんのリンクは最後に掲載しています。
あかねさん「お風呂あがりの、ポヤポヤってした赤ちゃんが本当に可愛いんですよ。
その姿を写真に残すのがお風呂フォトです。
赤ちゃんもお水が好きなので、
今まで緊張していた子もパシャパシャ遊んで、めっちゃ楽しそうにしています。
子どものテンションが1番上がるのは、お風呂フォトかもしれないですね。」
あかねさん「写真に残しておきたいシチュエーションって、食べている姿やお風呂に入っている姿のように、日常の中にあると思っています。
でも日常だと、床にご飯を落とす、手はぐしゃぐしゃ、ご飯の準備とその片付けで、子どもが可愛く食べている姿をゆっくり見ている暇もない。
お風呂も湯冷めしないように、早くタオルで包んでパジャマを着せなきゃいけない、慌ただしさがあって。
スタジオでは日常をより可愛く綺麗に、
思い出に残るような撮影をしています。」
何を選ぶか見守る楽しみと、しっかりと自分で選ぶ姿に微笑ましさと成長を感じられる時間です。
あかねさん「5歳・7歳・10歳くらいになると、性格もあるし自我もあるし、自分で気づいていない魅力もあるだろうし。
そういうのを話しながら引き出したり、横顔や鼻筋・体格・体のラインを見たりして、
どこが可愛いんだろうとか、どこがコンプレックスだと感じているのだろうとか。
色々探しながら撮るのが楽しいですね。」
あかねさん「基本的に人が好きなので、その人の魅力を、写真を使って相手に伝えられることが楽しい。
写真は鏡みたいなものだと思っています。
普段自分を事細かく見ているわけではないから
代わりに綺麗に写して見せてあげたいと思いながら撮影しています。」
あかねさん「言葉では上手く説明できないけれど、なんか可愛いもの、美しいものっていっぱいあるので。
それを見つけてどんどん写真に撮って、残して、伝えていきたいです。」
残したいという想いは、大きくなったお子さんに見せたい？親御さんに見せたい？
どういう視点で撮影されていますか？
あかねさん「札幌白石店にはコンセプトがあって。」
”愛し愛された記憶を写真で語り継がれる喜びを人々に”
あかねさん「お父さんお母さんが子どもを愛した記憶、子どもがお父さんお母さんに愛された記憶を、ちゃんと写真に残して、
いずれそのお子さんが大きくなって自分が親となった時に、改めて親の愛を再確認する１つのツールが写真だと思っています。
人生の思い出になるアルバムを一緒に作りたいです。」
あかねさん「誕生日、７５３、成人式などの記念日も大切なんですよ。
でもその記念日に捉われず1年に1回、毎年の成長を撮りに来るご家族も多いです。
私も15年働いているので、0歳から13歳まで大きくなっているお子さんもいて。
毎年撮りに来てくれていると、お客さんとスタッフというよりも、友達や親戚のおばちゃんの様な感覚になります。」
あかねさん「私も単純にお客さんが好きだし、仲良くなりたい。その家族に幸せであり続けてほしいと心から願っています。
パパさん・ママさんにとってフォトスタジオは、子どもが主役というイメージが強く、自分達のことを謙遜する方々が多いんです。
ライフスタジオでは、いつも子育てを頑張っているパパさん・ママさんにも撮影を楽しんでもらって、家族みんなが主役になれることを大切にしています。」
あかねさん「写真館に来ている時は幸せな時間だと思いますが、日常生活で大変なことも仕事で上手くいかないことも、子育てで悩んでいることもあると思うんです。
それもひっくるめて家族の尊さや、素晴らしさを伝えていきたいです。」
あかねさん「皆さんいきなり目の前の人に、日常の大変な事や悩みは話さないじゃないですか。
それをどこで感じるかと言ったらやっぱり会話とかInstagramを見てとか。どういうものを残したいかという要望もそうですね。
人に言うほどの話じゃないと思っていることも
なんかわかってくれる安心感がある場所にしたいと思っています。」
あかねさん「これからもお客様に楽しんでもらえることを最優先に考えながら、
写真館が決して敷居の高い場所ではなく、友達の家に遊びに行くような気軽さで、子どもの成長を見せに来てもらえるような、そこで働く人たちに会いたいから行こうと思ってもらえるような場所にしていきたいと思っています。」
【ライフスタジオ札幌白石店】
他のお客様がいない完全なプライベート空間で、100日のお宮参り・ハーフバースデー・1歳誕生日・七五三・ハーフ成人式・成人式・和装フォトウエディング・マタニティフォトなと各種記念撮影ができます。
人見知りや場所見知り、緊張してパパママから離れない等があっても、ゆっくり休みながらお子さんのペースに合わせて撮影が可能です。
Instagram
https://www.instagram.com/lifestudio_sapporoshiroishi/
HP
https://www.lifestudio.jp/studio/special/sapporo-shiroishi/
【ラブリーデイ】
スマッシュケーキ用のケーキをお願いしているパティシエさんです。
あかねさん「ケーキは子どもの口に入るものなので適当に買って準備するのではなく、なるべく優しい材料を使い”子どもに優しいものを”という考えで作っている方のケーキを食べてほしいと思い、いつもお願いしています。」
優しくて甘すぎない豆乳クリームを使ったケーキは
お子さんはもちろん、パパさん・ママさんも一緒に美味しく食べられて、皆さん綺麗に完食されるそうです。
Instagram：https://www.instagram.com/love_lyday_oyatu/
【アトリエ花みち】オーダーメイドドレスの製作
Instagram:https://instagram.com/atelier_hanamichi_little?igshid=YmMyMTA2M2Y=
【Cocobebe】オーダーメイドお着物の製作
Instagram:https://instagram.com/cocobebe_m?igshid=YmMyMTA2M2Y=
【撮影風景・お支度風景の撮影】
福井写真 はなさん
https://www.instagram.com/fukuishashin_____/
インタビューサイトnazeka
https://instagram.com/nazeka.site?igshid=YmMyMTA2M2Y=
インタビュアー・ライター
Keiko
https://instagram.com/keity_kazefuwari?igshid=YmMyMTA2M2Y=