nazeka 前回に引き続き、ライフスタジオ札幌白石店さんのインタビューをお届けします。
前編「ママの理想を全部叶えられる写真館を作りたい〜ライフスタジオ札幌白石店前編〜」
https://www.nazeka.site/interview/1174/
後編では、あかねさんとバタちゃんの関係性や仕事・人生に対する考え方や捉え方など、よりお二人にフォーカスを当ててお届けしていきます。
バタちゃん「あかねさんが自分の娘のような存在だっていつも言ってくださるんですけど、
私にとっても第二の母ですね。
長くライフスタジオで働いている方だし、私の考えが全然違うことも当然あるじゃないですか。
でもあかねさんからお互いに言い合える関係にしたいと仰ってくださって。」
インタビューに伺った日もあかねさんから
「私が本当はもっと話を聞いてあげたいのに
こういう時間をなかなか持てなくて。代わりに聞いてあげてほしいです。」とお声がけ頂き、
バタちゃんへのインタビューからスタートしました。
初めてあかねさんとお会いした時の印象は覚えていますか？
バタちゃん「面接の時に初めてお会いして、志望理由や興味を持ったきっかけなど普通の面接で聞かれる事も話しましたが、面接というよりは雑談に近い感覚でした。
あかねさんもフランクにお話しできればと言ってくれて。お話をしながらあかねさんが色々と引き出してくれました。」
バタちゃん「あかねさんと話をして感じたのは、上からに聞こえたら申し訳ないんですけど、まだ店舗もなくてHPも無かったけれど、自分の考えていることがちゃんとあって、確実に形にしていく方だということです。
後はとにかく良い人。良い人すぎてこの方すごいなと思っていました。」
大学を卒業して初めてのお仕事は、いかがですか？
バタちゃん「色々考えて行動しなきゃとは思うのですが、撮影に入ったらとにかく笑わせること楽しませることに、頭がいっぱいになって。
本当は1個のことに集中するよりも、あかねさんから指示がある前に、髪や衣装の乱れなどに気づいて直して、最終チャックをしてもらって、すぐ撮影に入れるようにしたいと思っています。
今は、あかねさんに言われてから直して、最終チェックをしてもらってOKがでる。2周くらいしているので、1回で終わらせられるようにしたいです。」
（インタビューは7月下旬に行いました。今は違う景色が見えているかもしれませんね。）
バタちゃん「でも大変なことを、壁だとはあまり考えないようにしています。
やることや、やらなきゃいけないことがたくさんあるので、壁ありきの自分だと思っています。
大学でよさこいサークルに入っていた時に、先輩が言っていた”物事を大きく捉えすぎない”という言葉を今も大切にしていて。
できないことがたくさんあるのはわかっているけれど、今後も深く考えすぎないようにしたいです。
一瞬落ち込むこともありますが、落ち込んでもどうしようもないし結局自分がやるしかない。
今までもどうにかなるっしょ！でどうにかなってきたから、自分の成功体験になっているのはありますね。」
バタちゃん「仕事を始めてから、明日仕事嫌だな・・と思うことが無くて。
むしろもう1週間、１ヶ月終わったの方が多いから、毎日充実しています。」
あかねさん「こないだ撮影が終わって、抱っこをバタちゃんからママさんへ代わる時に、バタちゃんが良いとお子さんがギャン泣きしていて。それくらい打ち解けていましたね。」
あかねさんから見て、
バタちゃんがお子さんと打ち解けられる理由は、なんだと思いますか？
あかねさん「子どもにとってパパやママみたいに、本当に誠実に遊んでくれる人って中々いないと思うんですよ。」
あかねさん「写真を撮るとき以外も本気で遊んで本気で仲良くなってくれる。
その遊んでいる姿にお父さんお母さんもすごい喜んでくれるし、距離感がアットホームさとして伝わる。
保育士をしているパパさんが口コミに、作業ではなく”本当に全力で良い写真を撮ろうと思っている写真館なんだと伝わってきた”と書いてくれて。
子どもとの接し方をちゃんと見て知っている方だったので、余計に嬉しかったですね。」
接客業をしていると、相手に合わせたり寄り添ったりする部分が必要になると思います。
あかねさんを見ていると、自分らしさをしっかりと持ったまま、自然体でそれができているように感じます。どうやってその感覚を身につけましたか？
あかねさん「最初は目上の人にどう接したら良いのか、どうしたら感動してもらえるのか、わからなかったのでとにかく全力で子どもと遊んでいました。
その都度自分ができる最善を尽くした結果、今の感じになっていましたね。
最初からこんなキャラじゃなかったし、毎日何をやれば良いのかわからない日々を経験した上で、
変に理想像をかかげて追い求めるのではなく、自分がいける所を探っていきました。」
人と比べてしまう事はありませんでしたか？
あかねさん「人と比べるは無かったかもしれません。それよりは自分ができるまで努力すること。
結局できない自分はしょうがないじゃないですか。その自分に対してどうアクションを起こしたら良いのか、逃げたくなる時もあるし、めんどくさいと思うこともある。
でも結局そこで止まるかどうかは、自分次第と思っていたので。あんまり比べるとかは無かったかな。
もちろんできないと思うこともあったけれど、どうしたら良いかを考えたり、先輩に相談したり同期に相談したりしていました。」
あかねさん「バタちゃんにも自分と他の人を比べたりする？って聞いたことはありましたが、あんまり無いみたいで。」
バタちゃん「多少他の店舗の人の方ができているかなと思う事はありますが、自分ができることをやる！にいつも行き着くので、がんばろう自分！と思って過ごしています。」
あかねさん「バタちゃんが面接をした最初の子だったんですよ。
良い子が1人目で来てくれて、もう本当に人の出会いに恵まれて、運が良い人生を送れているなと思っています。」
あかねさん「北海道は私にとってホームではなく、
3年前お嫁に来て知り合いも友達もいない０からスタートした土地でした。
ライフスタジオを始めたことによって、この物件や一緒に働いてくれるバタちゃん・来てくれるお客さん・はなさん・同じく写真をしている方々・nazekaさんとの繋がりができて嬉しいです。
写真館を人と繋がれる場所にしたいと思っていたので。」
撮影：あかねさん
あかねさん「私は就職のタイミングで東京に上京して、スポーツショップで働いていました。
友達も知り合いもいなかったから、とにかく仕事が中心の毎日を過ごしていたのですが、仕事がめっちゃ厳しくて。
毎日トイレで泣いて、そういう時はすぐミスするし、全然仕事ができないと言われていましたが、
仕事を辞めるのは悪いことだと思って、続けていました。」
あかねさん「でも突然電車の中で泣けてきた時があって、これはやばいなと思い仕事を辞めました。
朝まで遊んでそのまま仕事に行ってとか、
やりたいことをやってはいたのですが、
仕事はうまくいかない。
友達もいない。
本当に真剣に話せる人もいない。
寂しさや虚しさを感じて
なんかこう満たされない部分がありましたね。」
あかねさん「その時に転職先を探していて出会ったのがライフスタジオです。良い会社に出会えたのは大きいですね。」
写真を撮る方達だからこそ光や撮影者・被写体のことを考えて作ることができます
あかねさん「接客や写真を通して、自分が社会の中で人のためにできることを教えてもらいました。
色んなものを与えてくれて、伝えてくれて、自分の成長を願ってくれて。
愛情をもらい、気づいたら寂しさや虚しさで悩んでいたことを忘れていました。
だからこそ自分も誰かに愛を送りたいと思うようになったんじゃないかな。」
（前編でもご紹介したライフスタジオ札幌白石店のコンセプトは ”愛し愛された記憶を写真で語り継がれる喜びを人々に”）
あかねさん「社長からたくさんの人と出会って人を知ると、人のことを表現できるんだよって教えてもらったんです。
実際にたくさんの人と出会う中で、自分の考えを持つことの大切さや、人に自分が合わせてあげられる色んな面を持つ大事さ、自分の考えと相手の考えをうまく混ぜて新しいことを生み出す楽しさを感じています。」
あかねさん「バタちゃんにも色々経験して色んな人と出会って、30代の大人の女性になって欲しいので、寝ずに遊べって言っています。
自分が38歳になった今、人との出会いが自分の人生を豊かにしてくれることを実感しているからです。
だからこそ次の若い人たちや、これからもっとやりたいことがある人たちが、繋がれる場所を作りたいとも思っていました。
今はライフスタジオという1つの場所ができて、
色んな人と繋がって、相乗効果を生み出している過程だと感じています。
これからも人と人が出会うきっかけを作り、
色々な人達が繋がれる場所にしていきたいと思います。」
【ライフスタジオ札幌白石店】
写真撮影だけにとどまらず、人と人が繋がるきっかけとなるようなイベントも開催されています。イベント情報はInstagramをご覧ください。
Instagram
https://www.instagram.com/lifestudio_sapporoshiroishi/
HP
https://www.lifestudio.jp/studio/special/sapporo-shiroishi/
【イベントレポート】北海道フォトグラファー語ろうの会
ライフスタジオ札幌白石店が人と人を繋ぐ場となったイベントです。
画像をクリックしてご覧ください。
写真撮影：福井写真 はなさん
Instagram：https://www.instagram.com/fukuishashin_____/
インタビューサイトnazeka
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インタビュアー・ライター
Keiko
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