7月20日
いつもnazekaの撮影を担当してくださっているはなさんの呼びかけで
「北海道フォトグラファー語ろうの会」が開催されました。
北海道内のフォトグラファーが集まる貴重なイベントの様子を
はなさんの写真と共に少し覗いてみましょう。
開催場所となったライフスタジオは全国に24店舗あり、
札幌白石店は2022年6月にオープンした北海道初の店舗です。
内装は手づくりと伺ってはいましたが、
棚を少し作ったり色を塗ったりぐらいだろうと想像していました。
しかし工事中に訪れてみると
アーチやベット、窓枠、扉など全て
手作りされていました。
写真撮影の経験がある方々だからこそ
写真の仕上がりや被写体・撮影者のことを考え、光を見て
スタジオが作られています。
”どこを撮っても可愛い”と
スタジオ内の様子を見学したり撮影したりと皆さん楽しんでいました。
参加する前はお話会と伺い、
机に座って皆で話す光景を想像していましたが
もっと自由で自然な時間が流れていました。
楽しそうに遊ぶ子どもたち
自然と集まり談笑する参加者の皆さん
聞こえてくるのは
普段なかなか話せない同業者だからこそわかるお悩みだったり
撮影の経験談だったり。
今となっては様々なフォトグラファーが活動しており、
自然体な姿を写す撮影やニューボーンフォトもメジャーとなりました。
しかし北海道でそのようなフォトグラファーが少ない頃から
撮影を続けてきた方々もおり
当時は技術を学ぶために、Youtubeを見て勉強をしたり
東京のフォトグラファーが開催するレッスンなどを受けたりといった
経験談も教えてくださいました。
現代はスマートフォンが普及して
写真が身近となり誰でも撮影できるようになりました。
その時代でも写真撮影を仕事にできている皆さんと
お話しをしていて感じたのは写真の技術はもちろんですが
”また会いたい”と思わせてくれる人柄です。
「今しかない目の前の姿を残してあげたい」
皆さんが口を揃えるように仰っていた言葉でした。
ただシャッターを押す作業ではなく
目の前の”人”と丁寧に真剣に向き合い、
その人から受け取ったものや感じた瞬間を
残し伝える1つのツールとしてカメラを使っている。
そんな風に伝わってきました。
最後に
簡単ではありますが
皆さんが写真撮影を始めたきっかけや活動内容、
Instagramアカウントをご紹介します。
【リトルプラス】
リトルプラスの
Kazさん、Masaeさんはご夫婦共にフォトグラファーとして
活動しています。
元々東京でIT関連のお仕事をされていたお二人でしたが、
仕事で忙しく会社に振り回される毎日に疑問を感じ
大好きな北海道で好きなことを仕事にすると決め
今の暮らしを始めました。
写真撮影を仕事に選んだのは
ご友人のお子さんが産まれた際に
写真を撮りプレゼントしたところ喜ばれた経験があったからでした。
仕事を始めた14年前は、
自然体な姿を撮影するフォトグラファーは少数でしたが
プレゼントをした際に喜んでもらった経験から
そのスタイルにしようと決め
自分達を選んで下さるお客様を大切に撮影を続けています。
Kazさん Instagram
https://www.instagram.com/kaz_littleplus/
Masaeさん Instagram
https://www.instagram.com/littleplus_baby/
【E-PHOTO】ニューボーンフォト 旭川 出張撮影
健太郎さんがカメラ、保育士をしていたリコさんがお子さんのケアやポージングを担当し
ご夫婦でニューボーンフォトの出張撮影を行なっています。
2019年からニューボーンフォトの撮影を始めましたが、
当時はまだ”ニューボーンフォト”自体がほとんど知られていませんでした。
加えて2人とも撮影の経験がなく
初めて尽くしだった1年目は
予約が少なくアルバイトで生活を凌いでいた時期もありましたが
目の前にいる1人1人と一生懸命に向き合い撮影を続けたことで
口コミが広がり予約が埋まる人気の撮影となりました。
出張撮影を行なっているのは
リコさんがお子さんを出産した際に
撮影に行く体力が無く
出張で来てくれるのなら残したかったという経験から
同じお母さんの気持ち・体に寄り添う撮影スタイルとなっています。
Instagram
https://www.instagram.com/e_photo_asahikawa/
【mucu photography】
札幌でニューボーンフォトの出張撮影を行なっています。
「どの赤ちゃんも十月十日(とつきとおか)大切にお腹で育んできた命です。
ニューボーンフォトとして新生児期をカタチに残し、ママさんに喜んで頂けたら嬉しいです」
ご自分のお子さんのニューボーンフォトを残せなかった心残りや
新生児の魅力にハマったことも撮影を行なっている理由です。
お一人でポージングと撮影をしているため
「安全第一なので必ずママさんかパパさんに見守ってもらったり
お手伝いして頂いたりして成り立っています」
写真を見ると撮影時の出来事も一緒に思い出せるような
同じ空間にいるみんなで作り上げる写真撮影です。
Instagram
https://www.instagram.com/mucu_photo/
【札幌日常写真 家族写真カメラマン𝚖𝚊𝚔𝚒さん】
札幌を拠点に
日常のなかで生まれるその人らしさを写真に残す
出張撮影を行なっています。
元々makiさんにとって写真は
自分は写らず撮影する側だけで十分と思っていました。
しかしお子さんが産まれ、
自分も一緒に写っている写真を残しておきたいと考えが変わりました。
その経験からお子さんの写真はもちろんですが、
見守る親御さんの愛が伝わる視線や姿など
いつか見返したときに親子の愛情が感じられる写真も撮影しています。
Instagram
https://www.instagram.com/maki_.photography/
【シアワセノカケラ】
札幌で日常風景や記念日、プロフィール写真などの
出張撮影をしています。
写真に惹かれたきっかけは
修学旅行の時に使い捨てカメラで撮影をした体験でした。
「当時、モノクロやセピアカラーが流行っていて
撮れたものが 自分の知る日常と全く違った風に見えるのが
新鮮だったのを覚えています」
昔も今も”シャッターを押す瞬間”が一番好きで
「ファインダー越しに見ているものにぐぐっと入り込んで
集中できる感覚が好きです。」
Instagram
https://www.instagram.com/pieceofhappiness55/
【写真家 ウサカアリサさん】
現在、力を入れているのは”わんこちゃん”の撮影です。
昨年急逝した実家のわんこの写真を
撮影しているようで思っていたより残せておらず悔やんだ経験から
「わんことご家族のかけがえのない時間を写真に残そう」と思い立ちました。
それに加え娘さんの出産をきっかけに、
「なんでもないような日常が、かけがえのない瞬間の連続でできていて、
今ここに存在して一緒に過ごしていることの大切さ、素晴らしさ、愛おしさを、写真というカタチに残したい」と思うようになり
現在はその思いを自分の家族だけではなく、
他のご家族にもと考え撮影をされています。
Instagram
https://www.instagram.com/lovephotographerarinco/
【yukaさん】
息子さんの写真をInstagramに投稿しています。
息子さんが生まれる少し前にInstagramで
子どもとの暮らしを投稿しているアカウントを見つけ
「我が子の写真をこんな風に残したい」と感じカメラを始めました。
ミラーレスカメラから始め、写真の雰囲気を理想に近づけたいと
今はフルサイズ一眼に替え撮影を続けています。
お子さんが小学一年生となり
撮らせてもらえないことも増えてきましたが
「これからも可能な限り写真に撮って残していきたいと思います」
Instagram
https://www.instagram.com/pleasecallme_yuka/
【ライフスタジオ札幌白石店】
関東のライフスタジオで10年以上の勤務経験を持つあかねさんが
旦那さんの転勤をきっかけに引っ越した北海道で
オーナーとなりスタッフにゆかさんを迎えお店をオープンしました。
普段撮りたい瞬間があっても
洗濯物や片付いていないスペースが写ってしまう。
お洒落な服を着せたくても
汚れるのが心配で気が気でない。
ライフスタジオでは
普段気になるところを気にせず
お母さん達が好きなものを詰め込んだお洒落な空間で撮影ができます。
「家族や友達の家に来るようにスタジオへ来てほしいです」
人との出会いを大切に活動されています。
後日追加でインタビューを行いましたので
そちらの記事もお楽しみに。
Instagram
https://www.instagram.com/lifestudio_sapporoshiroishi/
【福井写真】
nazekaでもお馴染みの福井写真のはなさんは、
人と暮らしを撮るフォトグラファーです。
美容師・林業・カメラ
はなさんが今までやってきた仕事の共通点であり
好きな作業は”切る”こと。
お家やロケーションでの出張撮影を行い
日常の瞬間を切りとって写真に残しています。
家族撮影を始めたきっかけをお聞きすると
「人を撮ることが好きだったからなのか、
なぜ始めたのか記憶にないくらい自然な流れで家族撮影を始めていました」
Instagram
https://www.instagram.com/fukuishashin_____/